手術室 前で 母を待つ。

穏やかな日差しの中に

いつもにはない渋滞

手術室に入る母に間に合うのか、

予定6分前 警備室で乱雑に記名

三階にと ボタンを早く強く押す。

廊下が長い! 出勤する看護師さんに

遠くから叫ぶ 手術室はどちらですかと。

間に合った。しばらくしてから看護師さんと小さい母。

絶対はないが

絶対大丈夫と 信じて!!

と力を込めて背中をさすり、送り出した。